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口腔内を観察すれば、その人の体に何が起こっているかを知ることができます。エイズに関連して言うと、まず、HIV(エイズウイルス)に感染した直後に、「急性期」といって身体全体の免疫力が落ちるため、口腔内に何らかの症状が現れます。つまり、HIV感染後、最初に症状が現れるのは口腔だということです。また、感染してから何年も経ち、際立った症状がなく、治療薬の効果を測る免疫促進細胞やヘルパー細胞、血中ウイルス量が安定していても、それぞれの機能が低下しているために、免疫システムの効率が低下している、という場合もあります。

実は食べていないと唾液の分泌が減り、口腔内の自浄作用が低下するため、粘膜の垢等を栄養源にして細菌が増殖しやすくなるのです。わたしたちの口の中には、300種類以上、数千億個の細菌がいるそうです。想像すると少しぞっとしてしまいますが、1日口腔ケアをやめるとその細菌が10倍以上になるともいわれています。よって、食べていない方でも唾液と一緒に細菌を誤嚥することによって肺炎を発症することがあり、口腔ケアによる清潔の保持はとても重要なことなのです。

また、環境への伝播の弊害は、要介護者自身に感染源が戻ってくる深部感染の危険とともに、施設内感染を含め、家族や介護者に与える影響も無視できません。お役立ちの口腔ケア情報はこのサイトでもご紹介していますが、咽頭部にMRSAが定着している場合、当然鼻腔や口腔も同様と考えられますが要介護者自身にとっては、気道感染、特に不顕性誤嚥によるMRSA肺炎には至らないと考えられています。

歯の上の面も同じように細かく振動させるように動かします。お役立ちの口腔ケア情報はこのサイトでもご紹介していますが、歯ブラシを,大きく動かすと,歯の膨らんだ舌に触れる面だけつるつるになるため,うまく磨けたように錯覚します。これは,歯ブラシを細かく動かすことがうまくできない介護を要する人の場合や,介護者がブラッシングを行う場合に,とくに注意する必要があると思います。歯磨き剤は,基本的には,気に入ったものであれば何でもいいと思います。

お役立ちの口腔ケア情報

  • 口腔乾燥対策を考慮した最新口腔ケア
    http://www.kangocare.jp/book4.htm
    専門的口腔ケア・実践事例集 “口腔乾燥対策を考慮した最新口腔ケア”        岸本 裕充 (兵庫医科大学・歯科口腔外科学講座)・編著
    上記サイトはこのようなキーワードでも検索されています。 “口腔ケア講座 ,口腔ケア必要性 ,口腔ケアパイナップル “
  • ケアマネージャー ヘルパー 介護 訪問診療 口腔ケア …
    http://www.4um.co.jp/kaigo/index.html
    介護 福祉 訪問診療 口腔ケア 訪問歯科 … 口腔ケアの必要性・効果 口腔ケアの必要性・効果 要介護者の口腔の現状
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