口腔ケア実際
がん治療と口腔ケア。一見、何のつながりもないようですが、最近、そこには密接な関係があることが分かってきました。がんの治療法のなかでも、口にもっとも影響を及ぼすと言われているのが、抗がん剤治療です。お役立ちの口腔ケア情報はこのサイトでもご紹介していますが、十数年前から、がん細胞を集中的に攻撃し死滅させる、効果の強い抗がん剤が使われるようになっています。そのなかでも、とくに口や食道など、食事の通過部位である消化器系のがんには、粘膜のがんを集中的に攻撃する抗がん剤が使われることが多くなっています。
健康な人にとっての口腔ケアは基本的にはセルフケアであり、その主な目的はう蝕(しょく)(むし歯)と歯周病(歯槽膿漏(しそうのうろう))の予防となります。歯石が付着した場合、セルフケアでは除去できないので歯科受診が必要です。要介護者の口のなかは汚れやすいのですが、自分では汚れをとりにくい状態になっています。したがって、本人による歯みがきを基本にして、本人がみがけない部位はみがき残しをなくすために介護者が歯みがきをしてあげることが大切です。
口腔器官には食べ物を咀嚼して飲み込む、という働きの他にも、ことばを話す、表情を作る、といった重要な役割があります。口臭や口の汚れ、乾燥などがあると、思うように口を動かして話せなかったり、口を開けて笑うことに抵抗を感じる場合があるかもしれません。そのため、個人個人に合った方法で丁寧な口腔ケアを継続することによって、誤嚥性肺炎の予防、食べる機能の改善という効果だけではなく、他者とのコミュニケーションや生活全般に良い効果をもたらすと考えられます。
そこで指示をする歯科医師は患者さんに対する診察・診断を行い(診断は歯科医師の専権事項である)、口腔ケアの具体的指示行為がどの程度の危険性を有する行為かを類型的に分類して、資格者に指示すべきかそれとも無資格者に指示してよい行為なのかを見極めなければなりません。なお、資格者でなければ指示を受けられない危険な行為を無資格者が行った場合は、歯科医師のみならず無資格者も処罰の対象となります。
お役立ちの口腔ケア情報
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日本口腔ケア学会
http://www.oralcare-jp.org/
口腔ケアの普及、喫食障害の予防、認定試験の紹介。
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携帯バキューム(口腔ケア用品)のホームページ
http://www1.odn.ne.jp/~ceq44490/
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